社長メッセージ

誰もが自分らしく輝ける 会社を目指して

德倉 克己 KATSUMI TOKURA

徳倉建設株式会社
代表取締役社長

当社が拠点を置く東海地方は1950年代に、13号台風と伊勢湾台風という2つの大きな災害を経験しました。会社が誕生してまだ間もなく黎明期にあった当社は、地元の同業各社とともに復旧・復興に全力を傾けました。この経験から、私たちは何よりも地域の安全・安心のために存在するという、今につながる使命を明確にしました。
その後、時代は目まぐるしく変化。私たちも海外への進出、土木事業に並び立つ柱としての建築事業の拡大、PFI事業の成長と、柔軟に会社の姿を変え、発展してきました。常に時代の先を見つめ、未来に向けて種を巻き続けた結果が、現在のように多角的な事業を持つしなやかな組織という花につながりました。

変化を支えてきたのは、人に他なりません。当社の最大の強みであり、私が誇りに思っているものは人材です。そして、今以上に社員一人ひとりが自分らしく輝ける会社にすることが、最も重要なテーマの1つと位置づけています。
建設業界は、昔ながらの「見て覚える」という風潮が少なからず残っています。現場で実践的に学ぶOJTはもちろん大切ですが、それに加えて私たちは、体系的な研修や資格取得の支援を強化しています。BIM(Building Information Modeling)やドローンを用いた測量など建設DXを進めているほか、2023年に立ち上げた生産技術本部を中心にして現場に対する技術支援の強化を図っています。女性が働きやすい職場環境や制度の整備も推進しています。これらの取り組みの結果として、誰もがやりがいと情熱を持って、持続的に仕事に打ち込むことができる会社を目指しています。

当社は、社員同士の距離が近いことが魅力の会社です。年齢も役職も関係なく、皆が気軽に言葉を交わしています。私も、全国のオフィスや工事現場に足を運び、すべての社員と直接話すという取り組みを行っている真っ最中です。当社に興味を持っていただいた皆さんとお会いし、お話しできる日を楽しみにしています。